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ミャンマーのシャン州南部軍地雷の不使用を宣言

RCSS執行委員会およびシャン州南部軍による、対人地雷についての声明

1.我々シャン州南部軍および政治的一翼として新たに結成されたシャン州復興評議会常任執行委員会は、シャン州において唯一、軍事政権(SPDCとして知られている)に対抗して活動を続けている組織である。我々は、対人地雷が狙った敵のみならず、味方や抵抗力のない一般市民までをも障碍者にし、無残な死を招く最悪の破滅的な武器であると考える。

2.我々の敵である軍事政権(SPDC)は、戦闘においてのみならず、地元住民を傷つける目的で地雷を製造、貯蔵、そして使用している。地雷は道や池付近に埋められ、被害者のほとんどが、女性、子どもおよび家畜である。家畜は兵隊達によって地雷敷設地帯に連れて行かれ、地雷を踏んだ家畜は屠殺され所有者は罰金を課せられる(地雷1つにつき、最高2万カヤット)。彼らが使用する地雷のほとんどは、MM-1かMM-2という型のものである。

3.対人地雷が、敵味方に関係なく無抵抗の市民に死や障碍を招く、最悪の殺戮武器であることから、われわれシャン州復興評議会常任執行委員会およびシャン州南部軍は地雷の製造、貯蔵および使用に反対する。